2016年02月07日

空がざわついてます

今日はちょっと特殊です。

「空がざわついている」きがしています。

いつものキーンという音で地震がありそうよ! という現象ではなく、感覚の面で、空が落ち着いていないような感覚をズゥッーと感じています。

そのうち答えがわかるかも知れません。

私なりの勘としては、地場とか電磁波とか、電波とかによる電気関係のトラブルが大きく起きている?
そんな感じです。
もしくは、台風の中にいるみたいな感じなので、大きく気象が変わる予兆とか・・・
ともかく今までの地震や雷や大雨の感覚とはだいぶ違います。

まずはお知らせまで・・・  


Posted by kura at 03:03

2014年04月29日

『ハンニバル戦記』

 ハンニバルって義経みたいな人なんだなあ。
 誰も予想だにしないアルプス越えをして、ローマを背後から襲い、イタリア半島に勢力を張りながらも、本国カルタゴから支援を受けられず、次第に戦力が細り、とうとう本国に撤退。
 その本国でも疎まれて、シリアに亡命。
 シリアではよそ者扱いされて、結局はビティニアへ亡命。その地で、ローマへの身柄引き渡しを拒んで自害。
 義経は、平氏を西へ西へと追いやり、壇の浦へ沈めたが、鎌倉幕府から疎まれ、奥州藤原氏を頼ったものの、やがては邪魔者扱いされて自害して果てた。
 戦術家として長けていても、政治力無き者は時代の波に飲まれてしまうのか。  


Posted by kura at 07:30

2014年03月04日

シリーズの頂点へ

 「ローマ人の物語」も、「勝者の混迷」にいたって、面白みに欠けてきたのだけれど、続く「ユリウス・カエサル」がシリーズの頂点というふれこみなので、もうひと踏んばりして読むことにしました。
 ローマが古代において覇権を握れたのは、他国の大半が王政をひいていたのに対し、共和制というシステムを、時代を先取りして確立したから。
 ただ、他国がそれを真似しなかったのは、それぞれの国王が既得権を手放したくなかったため。また、権力を握った人間は誰でも王様になろうとしたため。
 そのローマが帝国になる過程にこれから移っていく。
 皇帝エンペラーの語源がインペリウム絶対指揮権で、共和制ローマにおいては、軍団を率いる総司令官に与えられた権限だという。と言うことは、日本では征夷大将軍みたいなものなのかな。でも、征夷大将軍は対外的には「日本国王」を名乗り、それとは別に天皇が存在していた。それが、15代将軍徳川慶喜が大政奉還、明治になり、天皇が陸海軍の統帥権を持つと同時に、大日本帝国皇帝を名乗ったのだから、明治天皇は国王を兼務したってことかな。それで、皇位継承権は男子に限ったということか。
 今の日本の自衛隊の指揮権は総理大臣にある。だから、天皇が女であってもかまわないという話か。  


Posted by kura at 19:07

2014年01月30日

旧字、再び

 最近、昔書いた「旧字」に関する記事を読んでもらっているようですが、旧字が流行りなのかな。
 新字で文章を入れると、旧字に変換してくれるサイトなんかあるようだけれど、それはあまりに「機械的」に陥るもとだと思います。
 前の記事でも書いたように、旧字は「慣用」によるところが大きく、新字に対応する旧字はひとつではないので、安易に変換するわけにはいきません。
 また、画数が同じ字体は、旧字がJISコードに無いですから、このコンピュータ画面上には表示できないのです。
 例えば、『雪國』の雪の下は、旧字では中の横棒が右に突き出ますが、そんな字体は表示できません。
 だから、もう、そんなところから、僕は挫折してしまったのです。
 もう一度言いますと、
「基準が定められているのは新字だけである」。
 だから、旧字をコンピュータで扱うには、JISを離れて、新たに字体を作り直す必要があるのです。それはJISを作った人たちの労力を超えるものになるでしょうけど。  


Posted by kura at 03:01

2013年10月11日

目が見えなくなるということ

 僕は、子供の頃から強度の近視で、メガネ無しでは日常生活もおぼつかないわけです。視力検査などは、当然あの表は見えませんから、眼科医が指を立てて、何本見えますか、などと言って計ってもらう状態です。
 そんなものだから、生涯遠くがよく見えない、ということに関しては諦めています。
 40を越えると誰でも老眼がかかってきますが、僕の場合、メガネをはずすと、目の前10センチ程でピントが合いますから、細かいものを見ることは苦になりません。ただ、普通は60を過ぎてから罹るという後部硝子体はく離が、近視のせいでこの年でおこってきまして、飛蚊症がひどく、いつも視界にゴミが浮かんでいる状態なもので、最近はこれが見ることを邪魔しています。
 仕事中、机の上にひろげた硬貨を勘定していて、たびたび見失うことがあるのです。こないだは、電卓を見失いました。
 まあ、こんな状態では、いつ網膜に異常をきたすかわからないので、その時は失明を覚悟しなければならないのですが、僕にとって目のことは、人生のほとんどにおいて悩んできた問題ですから、いざとなった時の(諦める)覚悟はできています。(と思っているのですが、さてさて)  


Posted by kura at 12:34

2013年06月25日

パロディとオマージュのハザマ

 『Mr.インクレディブル』をレンタルで見た。
 正直、映画館で見なかったのは、ヒーロー物のパロディで、PIXARのCG技術のサンプル作品だと思ったから。
 今回、たまたま、レンタル会員の切り替え時で、一本サービスになり、それもイチ押しの『オペラ座の怪人』が借りられなかったため、子供と見ようとこれになったわけだ。
 確かに、パロディをキーワードにして見れば、それなりに説明のつく作品だ。CGの方も、今や実写にかぶせられる時代だが、その上をいこうとするPIXARのチャレンジ精神には感服させられる。
 しかし、パックに流れる音楽などを聴いていると、ワザと「古さ」を出しているように思われるのだ。「パロディだぞ、笑ってくれよ」と思わせておきながら、それでも、「どうだ、懐かしいだろ。ガキん頃思い出しただろ」とほくそ笑まれている感じがする。
 何を思い出すかは、人それぞれだろうけど、僕は『サイボーグ009』を思い出した。  


Posted by kura at 06:23Comments(0)